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パドヴァ、ベローナ
今日パドヴァからベローナへ。
ベローナはヴェネチアとミラノのちょうど真ん中にある町。
ここは、「ロミオとジュリエット」の舞台となった町で、
コロシアムのような屋外円形劇場アレーナでは、夏にオペラが開催されます。

午前中はパドヴァ観光。
まずは、スクロヴェーニ礼拝堂へ。
ここにはジョットの最高傑作が残されています。
天井から壁まで埋め尽くされたフレスコ画には、
キリストと聖母の生涯が描かれています。
体温調整のため15分ビデオを見て、
その後15分だけ見学できます。
それだけの保護をするに値する作品。
礼拝堂そのものが芸術であり、
こんな不思議な空間はここ以外にはないでしょう。

次は世界遺産に登録されている植物園へ。
うーん、世界遺産って世界的な遺産、
後世に残すべき価値のあるものって意味ですよね?

でも目の前にある庭園って・・・うちの実家の庭と変わらんやん!

はい、嘘つきました。すんません。
都会っ子の家に庭なんてありません。
あるのはバルコニーだけ。
でもそのくらいフツーな庭園でってゆうか植物園で、
花博こと「花と緑の博覧会」の方が断然すごいし。

それからパドヴァの大聖堂をちょこっと見てから宿に戻り、
荷物を持って駅へ向かう。
この時点ではほんと何も考えずに歩いてた。
一つ目の角を曲がり、目の前の道路を渡るべく足を出した瞬間、


!!!!!! キィッー !!!!!!

目の前に自転車が。

よく見ると60歳くらいのおばちゃん。

すぐさま足を引っこめる。

おばちゃんもブレーキかけて止まる・・・はず。

なんと後輪が宙に浮く。

どう見ても重そうなおばちゃんの体が、

まるで大玉転がしのように、回転する。

ガシャン!!!


・・・時間にして約1.5秒。
おばちゃんは顎を切っていて血が出て、
あまりの恐怖からか涙を出してた。
こういう時に役立つ、日本の国際教育。
アメリカではなんでもかんでも「Sorry.」と言ってはダメ!
おばちゃんはこの男が急に出てきたんやと言ってた。
・・・イタリア語やからわからんけど。
ただの事故やんって猛抗議。
・・・その場に英語理解できる人は皆無やけど。
とりあえず、警察呼ばれた。
いくらなんでも他国の警察は怖い。
だって、憲法も刑法も道路交通法もどんなんかわからんし。
警察官も当然英語しゃべれないんで、通訳が来る。
自転車と歩行者の事故だと説明。
被害者面するおばちゃんに段々むかついてきて、
こっちの顔も強ばる。
どうやら交通事故として取り扱ってもらえて、
何も心配いらないよって言われたんで安心。
実況見分を書いてくれって言われたんで、

道路が石畳やのにスピード出しすぎるから、
ブレーキかけたときに勢い余ってひっくり返るねん。
歩行者にとって自転車は凶器やねんから、
柱の陰から歩行者が出てきても止まれるように運転すべきやろ。
私は悪くない!

ってな感じで書いてやりました。
それにしてもかなり焦った事件やった。
まあ自分自身は全く怪我なかったんでよかった。
この後は一目散にパドヴァを後にしました。


話変わって、パドヴァからベローナの鉄道で、
隣の席に座ったパドヴァ大学の学生と話す。
ベローナ近郊の村に住んでるみたいで、
「俺みたいに村にいると視野が狭くなるよ。
 旅行できて羨ましい。」
ってゆうてた。

ベローナに着くとすぐインフォメーションセンターへ。
地図をもらって宿を目指そうとしてると、

「おー!フィレンツェで会いましたよね。」

「ユース行くでしょ?一緒に行こう!」

ってことで一緒に行く事に。
お兄さんがローマで知り合って、
ベネツェアで再会した二人も兄弟も一緒で、
4人パーティになりました。


この後、宿ですごい人達と会いました。
サルディーニ島出身のイタリア人二人組。
気さくに話しかけられる。
東京、ベルリン、ローマは仲間だとか言われる。
これって、三国同盟のことか?
そしたらいきなりファシズムの旗を出してくる。
しかも腕にはナチスの腕章。
え?これやばくないですか?
そしたら、
「日本人は中国人を大勢殺した。これはいいことだよ。」
とか言われ、もう笑うしかありません。
おまけにナチスのポーズで写真まで撮らされた。
君らの思想はわかったけど、
頼むから旅行者を巻き込まないでおくれ・・・


気を取り直して、ベローナの塔に登り、町を一望する。
んでからアレーナへ行くが、コンサートのため中には入れず。
近くのスーパーでビールを買って、公園で飲むことに。
でも栓抜きがないんで、ライターで開ける。
なかなか開かない瓶もあったんで、
近くのイタリア人に頼んでみる。
やけに食いついてきて、
俺が開ける、俺が開けるってゆうてきた。
やつらはすごい!一瞬で栓を開ける。
こうやって、ビール片手に公園で今日会ったばかりの人達と飲む。
この瞬間がなんとも言えず最高なんです。

そう思って団らんしてたのも束の間。
一瞬凍ってしまった、お兄さんの一言、

「カメラが無い!」

やられた。たぶんスリです。
ポシェットの後ろに入れてたから危ないとは思ってたけど、
言ってあげればよかった・・・
カメラは別にいいとしても、写真がね。
代わりに同じ場所で取った僕の写真を送ってあげることに。
今日2度目の警察のお世話。
でも警察に行ってみると、

「今日は午前0時まで窃盗の取り扱いはしておりません。」

なんでやねん!
24時間働けよ!

ほんといろいろあった一日でした。
これ書くのも結構疲れたw
author:KZ@ハッシー, category:, 18:53
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